夜中の雨音

激しい雨音で目が覚めた。
いつもの雨音では無かった。
耳を澄ますと雨音の他に、それにも負けない虫の声が入り混じって共鳴している。
夜中なのに、こんな雨なのに、虫さん去りゆく夏を惜しみ最後の声を振り絞っているかのよう。
雨音を聴きながらちょっぴり寂しい気持ちになりました。