法事

 オオムラサキツユクサ


叔父の23回忌で練馬まで。
道中電車の乗り継ぎが上り線下り線と複雑なので路線図が頭に入っていないと迷う。
たまにしか利用しないのでなかなか覚えられない。
しっかりどこ行きに乗るのかメモし握りしめて出かける。
まるで初めてのお使い状態。
駅に止まる毎に駅名確認できょろきょろ、車内放送に聴き耳をたてる。
駅に到着したものの高架になって様変わり見知らぬ場所に来たよう、浦島太郎だね。
歩いて行くつもりだったけれど従姉妹が車で迎えに来てくれてよかった。
法要を済ませ久しぶりの近しい身内との会食、話が弾みくつろいで長居してきた。
若い頃住んでいた事もあって懐かしく、帰りは駅までぶらぶらと歩くことにした。
畑だった所に住宅が建ち風景が一変しましたが、
石神井川の流れと坂道やお寺さんはそのままでした。
時が過ぎたんだな〜としみじみ、40年前だもんね。