出会い

仲良しのHちゃんの家に編み物を教えに出かける。
私の着ている黒のマーガレットを見て作りたいという。
始めようとしたら一目ゴム編みの作り目をしなくてはいけない事に気がつく。
え〜とやっと思い出したもののHちゃんあまり編物した事がなくまず表編み裏編みから練習する事になった。
人に教えるのは難しいなと実感。
そうこうしているともう1時過ぎ、車検で車がなく今日振り込みをしなければならない用事があるから帰ると云ったら、
車で一緒に行ってくれるとそしてランチしようよって、それが楽しみだったようで二人でバタバタお出かけ態勢。
目ぼしいお店に出かけると待ちびと数人あり、もう一軒行くとあいにく火曜定休。
結局、福生羽村方面に向かい羽村薪窯パンのレストラン「ゾナヴォーチェ」に入店。
窓際のテーブルに座るとお隣に一人で座っていた若い女性が「すみません、その黒いマーガレットはお買いになったんですか?お編みになったんですか?」と声を掛けて来た。
編んだのだと答えると、ラインが素敵で着やすそうでとても気に入ったとの事。
何か編みたくて本で探していたけれど気に入ったのがなくてと。
「まっすぐ編むだけだから簡単なんですよ。」と私。
「実は私もこれから編むところです。いいですよね、これ。」とHちゃん。
ビュッフェのお料理も取りに行かず話してると、若い女性がどうぞお料理取りに行って下さいと。
あ!そうだった、そうだった。
食事しながらまたおしゃべり、若い女性遠慮がちに作り方送ってもらえませんかと。
私も製図差し上げてもいいけれど手元になく住所を聞いていいものか迷っていた。
住所のメモと500円も手渡すので、気が済めばと遠慮なく切手代とコピー代で100円だけ頂いた。
では、と先に席を立った彼女がまた戻って来て、「これお二人でお茶の時間に召し上がって下さい。」とお店のお菓子の小さな包みをテーブルに置いて行った。
義理がたいお嬢さんだ。
家に戻って早速ノート見直したらちょっと分かりづらいところがあったので木曜編み物教室で確認してから送ることにした。
なんか気持ちのいい出会いだった。
きっと待ち遠しいだろうな〜早く送ってあげよう。