危篤

今回は実家に二泊する予定なので母と上野辺りに出かけようかと言っていた所へ、叔父が危篤との電話が入る。
早速、父と弟と病院に駆けつける。
もともと痩せ型の叔父、肺がんの闘病で小さくなっていた。
朦朧とした意識の中で呼びかけに微かに顔を動かす。
思い起こせば2年前父が入院していた時、元気でお見舞いに来てくれた叔父が今死を迎えようとしている。
やはり何度もお見舞いに来て頂いた若いNさんも父より先に亡くなってしまった。
人の運命はわからない・・・。